
これがあのゴールドベルク?
20年も「グレン・グールドのゴールドベルク変奏曲」を聴き続け、「バッハが晩年に、カイザーリンク伯爵の不眠症をいやすために作曲した作品」と信じていたので、この新しい「音」には驚きました。この演奏は賛否が分かれるでしょう。なにしろ楽譜通りではないのです。繰り返し部分で、いきなり主音が1オクターブ上がる演奏が、たくさんあります。それがまるでオルゴールのような響きで大変美しいのです。また、1オクターブ下がってみたり、次のバリエーションと繋げてみたり。とにかく自由で、スタッカートを効かせ小気味よいテンポで進みますが、決してそれだけではないことが「バリエーション25」で分かると思います。バッハ自身による出版時のタイトルは「2段の手鍵盤を持つ チェンバロのためのアリアと 様々な変奏から成る クラヴィーア練習曲」だそうで、「不眠症のために作曲されたものではあり得ない」という解説を読み、そうでしょうそうでしょうと納得しました。脳が活性化される、本当にそう思います。スッキリします。2段の鍵盤曲をピアノ用にみごとにアレンジした作品だと思います。

遊び心に満ちたカジュアルなゴールドベルク
タイトルで感想を言い尽くしています。たいへん期待して聞きましたが、全体の統一感、論理的構成がいまひとつ。しかし風が吹き抜けるような、颯爽とした叙情は、真正面から苦行僧のように額にしわを寄せて取り組んだ他の演奏からは聴けないもの。まだまだ若いシュタットフェルト。今後に期待したいと思いました。

ジャケ買いをしましたが・・・
タッチは抜群で、ひとつひとつの音をしっかりと捉えています。かといって単調になくこともなく一音一音が生きています。まずは、最初のアリアを聴いて驚きました。通常の演奏と異なり8度上げて演奏しています。初めて聴きましたが、邪道というよりか新鮮な感じを受けました。これはこれで現代的な演奏ともいえるのかもしれませんね。
演奏評価とは関係ありませんが、ジャケを見るとややナルシシズム的なとろこを感じます。

ヘビーローテーション
快活ですっきりしてて、聴いてて脳が活性化するような感じがする。
それになんたって音がいい。古典名盤もいいけど、やっぱ新録もいいな〜。
グールドもいいけど、これもいい。竹を割ったような勢いを感じます。
3月のコンサートに行きたいと思いました。

聴き込めそうな一枚
音が一つ一つハッキリしていて気持ち良い。
特に低音部をしっかりした輪郭で弾いているのでノリが良く、ポータブルで街に持ち出してウォーキングのお供に重宝してます。
これから聴きこむとまた何か発見できそうな一枚。